2001.11.18〜19 しし座流星群観測報告
 
*この観測報告は北天ML(メーリングリスト)に寄せられた観測報告をまとめたものです。
*画像をクリックすると大きな画像を表示します。
  
★彡しし座流星群 大ブレーク〜亘理町遠征隊編〜
   清N@遠征隊
さて、夕べは大興奮しました。宮城県亘理町吉田浜での観測隊も大騒ぎ。
あいにくの天気ではありましたが、雲の合間から、または雲のその上で光り輝く火球をたくさん確認しました。
あんなに流星が流れるなんて、一生ものです。ほんとに。

今日は、仕事も、息子の学校もありましたので、現地を4時前に撤収して帰ってきましたが、山形に帰ってきて車から荷物を降ろす間にも、流星痕を残す火球を5個もみられ、思わず立ちすくんでしまいました。

とにかく,雲があってもカメラを空に向けてシャッターを切ってきました。
24mm、F1.4で2分55秒露出です。フィルムはフジカラー800。
撮影時間は当初計画していったのですが、雲の晴れ間にそちこち向けてはシャッターをとにかく切ったのでありません。
一夜の夢のようなひと時でした。
しし座流星群 600×415 36KB
 
★彡秋葉原でも見えました
   M田@秋葉原
東京のど真ん中、秋葉原に生まれ育った私には空も星も遠い存在でした。
極言すれば無いと言ってもいいような。
そんな私の世界を拡げてくださったのが、東京にも空も星も月もちゃんとあることを教えてくださったのが北天の皆さまです。ありがとうございます。

今回の獅子座流星群は、東京でも秋葉原でもしっかりと見ることが出来ましたこと、ご報告申し上げます。

観測の環境としては、悪条件ばかりです。
近所はビルだらけ。しかもその2時以降でもまだまだ窓に明かりがついています。
道には至る所街灯が、秋葉原駅の看板も明るく灯り・・・。とても夜空というものではありませんでしたが。

それでもしっかり見えました。(事前に観測の為の情報を頂戴していたので可能だったのだと思いますが)
数的には1分間に1,2個ではありましたが。それでも私にはとても凄いことです。
これまでに1,2回しか流星は見たことが無かったのですから。

東京にも星がある、自然は万物に平等だ。と強く感じた次第です。

北天の皆さまがそれぞれにステキな観測なさったことと思います。
拙きながらも秋葉原でも観測出来ましたこと、ご報告申し上げます。
 
★彡しし座流星群レポート〜宮城県仙台市愛子編〜
   菅N@愛子
観測は寮の仲間5人で行きました。1時半に寮を抜け出し、近くの広い公園へ行きました。
仙台市というと街中で天体観測には向かないイメージですが、僕の学校は愛子という山側の地区なので星はくっきりみえます。(今度、仙台市の天文台が愛子に移転するそうです。)

2時に観測場所の公園につきました。2時半から5時半まで観測しました。
最初のピークとされていた2時半にはまだ雲がかかっていたせいか、1分間に2,3個ほどでした。
ときおり空全体が明るくなるほどの流星が見えました。

次のピークとされていた3時20分ごろには雲も無くなり、5秒に1個、多いときには3秒に1個ほどの割合で流星が観測できました。
みんなで放射状に寝転がって数えたところ1分間に17〜20個、しし座というより全方向から流星が観測できました。

第三のピークの4時10分ごろは第二のピークと同じくらい流星が見えました。
今回のしし座流星群は、太平洋側だったので天候にも恵まれ、まさに「流星群」!でした。
僕にとってはHB彗星以来の天体ショーでした。感動しました。

その日の授業はしっかりと・・・・睡眠学習をしました・・・。
 
★彡雨でも嵐でもなかった〜相野釜編〜
   平M@古川
しし座群は流星雨でも嵐でもなかったですね。しかし、あの流星の数はすごい。
清Nさんのいうように流星観測をしたことのある者には夢のような数でした。

清Nさんと同様、私もしし座群の日は仙台空港東の相野釜の海岸にいました。
あいにくの曇りで雲の間からかろうじて流星の写真をゲットしました。
この日はどこに向けても流星は写るはずでした。

時間は午前2時頃、レンズは35mm F2.8、 フィルムはISO800です。
雲がある分幻想的な写真になったかも。
しし座流星群 340×215 7KB
 
★彡しし座流星群レポート〜北軽井沢編〜
   森@船橋市

先日のしし座流星群すごかったですね。
私は北軽井沢で観測しました。
25時過ぎまで曇っていましたが、それ以降はまあまあの星空に恵まれ、写真も何枚かGetできましたので2枚ほど添付します。
北斗七星を突っ切る流星
50mm F1.4→2  露出2分30秒
しし座流星群 417×600 18KB
19日1:47出現の大火球の流星痕
50mm F1.4→2  露出30秒
流星痕 600×421 26KB
*どちらもフジカラーSUPERIA1600、固定撮影
 
★彡しし座流星群@宮城県河北町
   浅R@鳴子
当日は、夜になっても空一面の雲に覆われた鳴子に見切りを付けて、60km程東の河北町へ移動しました。
かなりいい加減な観測ですが、数をカウントしてみました。

観測場所:宮城県河北町町営牧場
2001年11月19日 午前1時〜午前3時40分
時刻(10分区切),区切り終了時雲量(全面=10),流星数
観 測 時 刻 終了時雲量 流星数
自   〜   至 (全面=10)
01:00 01:10 0
01:10 01:20
01:20 01:30
01:30 01:40
01:40 01:50 26
01:50 02:00 34
02:00 02:10 45
02:10 02:20 80
02:20 02:30 83
02:30 02:40 80
02:40 02:50 105
02:50 03:00 136
03:00 03:10 199
03:10 03:20 180
03:20 03:30 87
03:30 03:40 10 25
夜景の街に落ちる流星が印象的でした。
同僚の話では鳴子もピークの頃には晴れていて、沢山流星が見られ たとのことです。
  
★彡しし座流星群レポート〜観測所→宮城県川崎町編〜
   O田@留守番
今年のしし群は、「絶対に出る」「絶対に晴れる」と、なぜかそういう気がしていました。
そこで、今年は観測所で絶対に見られる、とにかく一生に1回だからだから、と気合いを入れていました。
当日は前日からの薪小屋作りの作業を終えて、夜に備えて薪ストーブでログハウスを暖めて、夜に観測所に行きました
。すごい寝不足で、6時頃からロフトで寝ていました。
3時間は眠れるな、と思っていたら、元K君が来て、阿Bさんが来て、奥Y会長が来てにぎやかになって、しょうがなく起きました。
笹Hさんも来て、奥Y会長はウイスキーを1本抱えて、さあ、いつもの(清Nさんと佐T(伸)さんに教えてもらった場所)に出発です。伸さんは夕方から出発しています。
笹Hさんは観測所にに残るということでしたが、宮城県の方が晴れる確立が高いし、一生に一度のことだからと背中を押して送り出しました。

その後は、観測所と家を行ったり来たりで、伸さんから宮城県の天気を連絡してもらって、こちらも天気の回復待ちです。
宮城県は雲量9(90%)だったのが、だんだんと晴れ間が増えてきて、雲量3〜4になってきて、流星が3、4個同時に見えた、などと連絡が来ます。
こちらも少し晴れ間が出てきたのですが、やがて全天雲に覆われて、しかも0時30分になって雨が降り出しました。

しばらく考えて、「これは一生に1回だからな」と思い、宮城県に行くことにしました。
家に帰って、家族の様子を確認して、娘のピッチを持って1時20分に出発です。
寒河江から高速に乗ることにし、途中谷地(河北町)を通ると、星空が出ているではありませんか。
車を止めてしばらく眺めたら、流星が2、3個。
これはすごいと、農道に車を入れて椅子を出して流星鑑賞です。
でも10分ほどで星空は雲に覆われ、また出発です。

宮城県に入って、星空が見えるかどうか目を凝らしながら走って行くと、なんと、星は見えないのに流星が次々と見えるではありませんか。
高速で車の中から見えるんですから、とにかく明るい流星です。
この分だと暗い流星も入れるとすごい数の流星だと思われます。

NHKのラジオをつけると、新宿から流星群のリポートをしています。
「えー、東京でもそんなに見えるの?」焦って川崎インターから降りて、暗い農道を探して流星観望です。
よく見ると、雲量が8〜9で、星空は少ししか見えません。でも1分間に5個くらい見えます。
100メートルくらい離れたところから、流星が出るたびに大人と子供たちの大歓声が聞こえます。たぶん、学校で流星観測会をしているんでしょう。

3時頃に一時星空が消えて、その後3時30分頃からまた少し見えましたが、4時前になってまた雲だらけになって晴れそうにもないので、帰ることにしました。
コンビニに寄って家に電話して子供を起こし、もし晴れていたら流星を見るように言って、カレーうどんを食べて帰りました。
コンビニにいる間に、2台車が来ましたが、いずれも流星観測の家族とグループでした。

高速で山形を過ぎたら、また車の中から流星が見え、高速上でしばらく楽しんで、家に帰ったら薄明の中でまた流星の観望を楽しみました。

まさに、一生に一度の大流星群でした。
九州のほうでは、1秒に3〜5個も流れたようです。
自分の一生の記念になる、素晴らしい一夜でした。
結果的にこちらの方が晴れたようですが、自分で決断して移動して良かったと思っています。
動かないで見られなかったら一生悔いが残ったでしょうから。
アッシャー博士に感謝します。博士がいなかったら、この流星群を見られた人はほとんどいなかったでしょうから。
国立天文台も極めて否定的でしたからね。(しっかり観測したくせに)
以 上■■■

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