2001.06.21 アフリカ日食観測記
アフリカの黒い太陽を求めて(ザンビア編)
報告者:清N
  
2001年6月21日(日本を出発して6日目)、いよいよ皆既日食の当日を迎える。

4:30 モーニングコールで目がさめる。急いで機材を確認し、15kgの機材の入ったショルダーを背負い、30kg超のスーツケースを引きずってロビーに出る。
すでに、準備のできた人からホテルに横付けされたバスに荷物を載せはじめている。

この時期、日本では夏至を迎え一年で一番昼が長い日となるが、ここ南半球ではその逆で冬至にあたるため、まだ、外は真っ暗闇で、北東の空に昇ったばかりの金星が明るく輝いて見えた。
一人の遅刻者もなく定刻の出発となる。
バスは、まだ人気のまばらなヨハネスブルグの街中から高速道路をとおり、ヨハネスブルグ国際空港に向かった。

今回、私が参加したツアーは、阪急交通社のBコースで、30名の参加者。
これに、Aコース、Cコースの参加者や添乗員を加えて総勢100名ほどになっている。
当初、ザンビアまでの飛行機はB727が予定されていたために、15席あるというビジネスクラスの席に誰が座るかという、大抽選会を先日開催したところだった。
いつもクジ運の悪い私は、やはり当たるはずもなくがっかりしたものだった。

しかし、空港に向かうバスの中で、添乗員の加Tさんよりアナウンスがあり、予定していたB727は、DC9に変更になり、せっかく大抽選会をしたが、15席のビジネスクラスはなくなった。
その代わり全席ビジネスクラスです、というのである。
バスの中は拍手喝采で飛び上がって喜んだ。

しかし、DC9は通常で席が120前後しかないのに、席が幅広のビジネスクラスが100人分もあるはずがない・・・・・・。

今日は、皆既日食の観測のためザンビア共和国にチャーター機での日帰りの海外旅行?に行くようなもので、日帰りとはいえ、一度、南アフリカ共和国からの出国となるので、通常?の出国手続を済ませ、荷物を預ける。手荷物検査も、X線の照射が強いというので、二重にフィルムガードに入れているので、必ず手荷物(ショルダー)のご開帳となる。

出国手続をすませ、サテライトで搭乗を待つ間に日の出を迎える。
雲ひとつない快晴。
定刻より30分程遅れて搭乗となる。
7:30機内に我々をビッシリ詰め込んだDC9はザンビア共和国のルサカ国際空港めざし飛び立った。

機内でほんとにほんとに簡素な朝食が出される。
数ある日食ツアーで一番安いツアーだけのことはある。
これまでの食事が、機内食以外は殆んどがビュッフェスタイル(バイキング)である。

約1時間30分のフライトで、機は徐々に高度を下げ、ザンビア共和国ルサカ国際空港に無事着陸した。
滑走路こそ長いが、空港ターミナルビルの大きさは山形空港ぐらい。
タラップを降りると、ザンビア美人?に誘導されてエプロンを歩いてターミナルに入り、入国手続後、税関を出るわけだが、荷物がなかなか出てこなくて30分ほど時間をつぶす。

ターンテーブルが回りだして少しずつ荷物が出てきたので、荷物の出てくるところから外をうかがうと、一つ一つ手で運んでいて、さらに、麻薬犬と思われる大きな犬が二頭交互に荷物の匂いをかいでいる。
思わず、肩に自動小銃をかけ、犬に号令をかけていた軍服姿の真っ黒い顔に二つの真っ白い眼と眼があってしまう。
つい「ヤー」と声をかけしまい、しまったと思ったときはあとの祭り、何語だか分らない言語でグニョグニョ(ペラペラではない)まくしたてられてしまう。
当然、固まってしまった私だが、スーッと手を差し伸べてくれてニコニコしているので私も手を出して握手、握手。なんてフレンドリーな国なんだろうと不安が一変して気分上上になる。

空港ロビーは、とにかく人、人、人。
全て日食を見に外国からきた人と見受けられる。
我々の飛行機の後には英国航空のB747も到着。
出迎えの人、車、お土産売りの怪しい人なども混じって大混雑である。
  
双発機 ルサカ空港(ザンビア)で見かけた双発機。
  これに乗って行ったわけではない。
空港職員と
ルサカ空港で出向かえの空港職員と
(ザンビア美人?)   
 
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